テイルズオブエターニアオンライン

TOEO
　βテストに当選したのでやってみました。テイルズ〜シリーズも最近の作品はフィールドから戦闘まで全て3Dになっているようですが、これはフィールドも戦闘も全て2Dです。戦闘以外の部分はテイルズウィーバーに似ていますね。戦闘はシンボルエンカウントですが、よくあるターン制のコマンド入力方式ではなくテイルズ〜シリーズおなじみのリニアモーションバトルを採用しています。
　キャラクタの成長について。最初に職業を選択して、レベルアップする度にもらえるポイントでステータスを上げる。この辺は量産型の韓国MMOと同じです。ただし、職業によってステータスが微妙に違っています（剣士＝突く・斬る、格闘家＝拳・蹴り）。また、スキルについては自分で覚えるのではなくレベルが上がると自動的に覚えるようになっています。
　まだまだ序盤でゲームの評価ができるほどプレイしていないのでですが、結論から言うと現時点では戦闘以外に褒める場所がありません。戦闘は確かに面白いです。エンカウントなので横殴り云々などと言い出す馬鹿がいないのもいいです。
　ただし、最初からモンスターを倒してレベルを上げる事を主眼としたゲームなので当然ながら戦闘以外にやる事はありません。元がコンシューマのRPGなので仕方がないと言えばそうなのかもしれません。しかし、スキル選択すら自由にできず、ステータスを割り振るだけの成長システムで、クエストも○○を集めて来いといったありきたりなものばかりで面白みがなく、PK(PvP)も存在しないのではどうやって楽しめというのか…。戦闘は面白いんですよ。戦闘はね。
　あと個人的にちょっと疑問だったのが、支援専門の聖晶霊術士などはソロでレベルを上げる事ができるのだろうかという点。攻撃魔法を使う魔晶霊術士も同じですが、ライン上での戦闘なので魔法を逃げ撃ちしようとしてもすぐに追い詰められてしまいます。幸い殴られても詠唱が止まる事はないようですが、だからといって毎回殴られながら詠唱するのも無理があります。となると、魔法自体にノックバックもしくは敵をスタンさせる効果を持たせるか、テレポート系の魔法で逆側に移動するか、どちらにしても魔法職のソロは厳しいと思うのですが。ちょっとやってみるかな…。