MicMac Online

話にならない。
バグ:音源が複数ある場合はOSの設定を無視してマザボのサウンド機能が最優先される。外部の音源、アンプを使用している場合は音楽が再生されない。最初BGMのないゲームなのかと思ったよ;;
 OBTに参加しました。結論から言えばどこにである量産型MMORPGでした。ゲームの目的はレベルアップ。生産系は一切なし。戦闘はクリックするだけ。クエストはおつかいばかり。レベルアップしてポイントを取得しスキルとステータスを上げる。当然振りなおしは不可能。敵を倒す>レベルアップ>スキルを覚える>武具を買う>敵を倒す>レベルアップ…これを延々と繰り返すだけですね。
 フィールドは多少のラグはありますが、初期のMoEのように酷いものではありませんでした。ただ、目の前に敵がいるのに「離れているため攻撃できません」なんて事も稀にありました。また、明からに敵から3キャラ分は離れているのに横を通過しただけで殴られる事がありましたが、どうやらこれは仕様のようです。そもそもガチで殴りあうだけのゲームなのでその辺の判定は適当なのでしょう。
 戦闘は完全にクリックのみで剣、弓、魔法のどれを選択しても戦い方は全く同じです。つまり、魔法使いでも殴られながら魔法を連打するのがデフォになります。これでは戦略も何もありません。移動しながら攻撃はできないので弓の逃げ撃ちなんてのも当然不可能です。
 システム面では、ソウェルによる武具の強化というのが一つのウリになっているようです。ソウェルという宝石を武具に組み込む事で武具を強化するというシステムですが、武具のスロットに宝石やルーンを入れて強化なんてのは今更珍しくもなんともありません。
 で、もう一つのウリであるソウルメイトシステム。これはパーティーではなく2人組のペアで冒険をする事で様々な恩恵が得られるというシステムです。2人限定のギルドのようなもので、2人で経験値を分配したり、お互いのキャラクタを自由に操作する事ができます。
 一見面白そうに思えますが、お互いのプレイ時間が合わないと恩恵が受けられなかったり、相方が廃人だとそれに付いていくために必死でLvを上げなければならなかったり、実際は様々な問題があります。同じLvだから、というだけでペアを組むと後々悲惨な事になるでしょう。
 まだベータテスト中ではありますが、少なくともこのままでは失敗するのは火を見るより明らかです。クリックしてLvを上げるだけのゲームが生き残れる時代はもう終わりました。相変わらず韓国ではこういったテンプレート通りのMMORPGが量産されているようですが、それをそのままローカライズしただけで売れると思っているなら大きな間違いです。現実はそれほど甘くはありません。