Webサイトのユーザビリティとか


 初めてユニクロのネット通販で服を買ってみました。ネット通販で服を買う事は意外と多いのですが、「ZOZOTOWN」然り「SELECT SQUARE」然り、ファッション系の通販サイトはFLASHを多用する傾向があり、目的のページに辿り着くまでに見たくも無いアニメーションや動画を見させられる事が結構あります。これは苦痛以外の何者でもありません。
 その点だけ見ればユニクロのサイトは合格です。無意味に重いだけのFLASHアニメーションもなく、目的の商品があるページへすんなり辿り着けます。最近のポータルサイトなどを見ても思うのですが、ホームページからワンクリックで目的のページに辿り着けるという点に拘るあまり、トップページが煩雑になってしまい、逆に目的のページがどこにあるのかわからなくなっているのをよく見かけます。これでは本末転倒ですね。
 他にも、某バス会社のホームページは相変わらず時刻表のデータをPDFでのみ掲載していたり。何か理由があるのかもしれませんが、最もページビューが稼げそうなページをわざわざPDFにするのはどうなのかと。携帯からサイトにアクセスして時刻表をチェックしようと思ったら PDFのみだったあの時の失望感と言ったら。恐らく携帯からのアクセスなんて最初から想定してないんでしょうね。
 もう一つ。楽天のショッピングモールで服などを見ていていつも疑問に思うのは「何故ブランド別に商品ページを分けるんだ?」という点。世の中にはブランドで判断して服を買う人がいるのは知ってます。ですが、単に「ジーンズが欲しい」というだけなのに、わざわざ一つ一つのブランドのページを開いてボトム>ジーンズと選択して商品を見るのは正直かなりダルいです。ブランド数が多い場合などは特に。ブランドなど気にせずに自分がいいと思ったものを買うという人がいる事も考えて欲しいですね。
 ついでだから脱オタについて。ユニクロと言えば脱オタクファッションの入門用としても度々登場しますが、脱オタクファッションにユニクロを使うのはあまりオススメできません。ユニクロは無印と同じように無地で特徴のない服が殆どなので、見る人が見れば一発でユニクロだとバレてしまいます。同じ理由でシマムラもオススメできません。下着や小物程度ならいいにしても、ジャケットやコートなどは「安いから」というだけで買ってしまわないよう注意しましょう。