CABAL Online


 時間がないのにオープンベータテストに参加中です。しかしこのゲーム何かに似てると思ったら『RF Online』に似てるんですね。ゲーム全体の雰囲気といい、銃器と魔法が混在するSF風の世界観といい、道理でなんか昔やった事があるような気がする訳だわ。では簡単なレビューを。

  • サーバ
    β時点でサーバは3つあり、その中に複数のワールドがあります。キャラクタはサーバ間の移動はできませんが、ワールド間の移動は自由に行えます。キャラクタは1サーバごとに6キャラまで作成可能となっています。最近のMMORPGにしては多いほうではないでしょうか。

  • キャラク
    種族選択は無く人間のみです。最初に基本となるバトルスタイルを選択します。ウォーリア、ウィザード、アーチャーなど、他のMMOで職業(クラス)に相当するものです。ステータスの割り振り等はできないので、表情や髪型を決定したらゲームスタートになります。

  • 戦闘
    コンボゲーです。と言うと格闘ゲームのようですが、実際はテイルズウィーバーのような感じです。タイミング良くスキルを使う事でディレイなく攻撃が繋がります。ただしそれ以外の部分は悪い言い方をすればクリックゲーです。例えば同じ遠距離攻撃の魔法と弓も詠唱の有無くらいの違いしかなく、スキルの8割はダメージを与えるだけのものです。おまけ程度に攻撃系以外のスキルも存在していますが、それを使ってトリッキーな戦い方ができるとはとても思えません。

  • 成長
    よくある量産型です。Lvが上がるとポイントが獲得でき、ポイントを使ってステータスを上げます。ステータスによって装備できる武具のランクが決定されるので、例えばINTだけを一点特化で伸ばした場合、いつまでも防具は低レベルの物しか装備できません。よってある程度はバランス型で育てるのが基本となるようです。

  • スキル
    最初にトレーナーからスキルを購入する事で覚えます。スキルにはスキルレベルがあり、ポイントを消費する事で強化する事が可能です。他の量産型MMORPGと違う点として、スキルポイントは上げるだけでなく下げる事も可能です。つまり振りなおし可能という事です。またスキル自体にも覚えられる数に限界がありますが、使用しないスキルは削除する事ができます。

  • PvP
    それぞれのサーバにPK可能のワールドとPK不可のワールドがあり、PvP可能なワールドであればフィールド上で他キャラに自由に攻撃が可能です。ただしPCを殺害した場合はレッドネームになり、殺しすぎると監獄へ飛ばされるなどのペナルティがあるようです。一度フィールドで狩りをしていたら襲われたのですが、殴っても1ダメージしか与えられずにあっさり負けました。弱いものいじめ反対。ちなみにGvGもあるようですが、こちらは参加した事が無いので不明。

  • その他
    ソロプレイ可能です。一応大きなストーリーに沿ってクエストが進むようで、一定Lvに到達するごとにシナリオが進行し、エンディングも用意されているようです。当然エンディングで終わりではなく、その後は延々とLv上げ作業が続くのですが…。

  • 総括
    戦闘が派手なだけでこれといったウリがないのが最大の欠点です。キャラクタの成長にしても自由にできるのはスキルくらいで、あとはクラスごとに決まったテンプレート通りに育てるのが常識になりそう。ソロができるのはいいことですが、逆に言えば仲間との連携などなくても力押しで何とかなるという事でもあります。PvPも恐らくLvが高い方が勝つという当然の結果になるでしょう。結局は、ひたすら時間をかけてLvを上げて俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEするだけのゲームという事でFAっぽいですね。