DJMAX Portable 2


 遅くなりましたが簡単なレビューを。まず驚いたのは日本語に完全対応しているという点。初回起動時に英語・日本語・韓国語から言語選択ができるようになっています。当然メニューだけでなく曲名なども含めての日本語化です。このおかげでミッション達成時のボーナス表示の意味などがようやく理解できるようになりました。そして重要なのは前作も日本語化が可能であるという点です。LINK DISCモードを起動してディスクをDJ MAX Portableと入れ替える事により、フィーバーモードなど今作独自の機能を利用して前作の曲を遊ぶことができます。また、リンク起動時には前作も曲名を含めた全てのメニューが日本語化されます。リンク起動時と単体起動時はセーブデータが分かれるため、前作のスコア等は継承されません。その代わりに前作でゲームをプレイする事で、逆に今作の方にゲームデータ(キャラクタ画像等)を送信する機能があるようです。wikiを見ると「DJMAX Portable 2のシステムでDJMAX Portableを遊ぶ事が可能」となっていますが、どうやらそれ以外にも様々な機能連携があるようですね。
 今作での新しい要素としてはアドホック通信による対戦モードがあります。音ゲーの対戦と言うといまいちピンとこない人もいると思いますが、PC版のDJMAXO2Jamのような感じと思っていただければ。ただし対戦は1対1のみです。ゲームの難易度的にはそれほど変わらず、低レベルの曲がもっと増えたのかと思いましたがそうでもありませんでした。その代わりなのか機能としてミッションモードが追加されました。特定の曲を順にクリアしていき、合計得点が一定以上であればミッション達成というモードです。DJMAXでもミッションモードはありましたが、こちらは機能として実装されているのでいつでも遊ぶことが可能です。
 ちなみに限定版のOrpheus Packageに入っている3枚のサントラですが、うち2枚が普通のサントラで1枚がアレンジが収録されたCDでした。個人的にはサントラが欲しいだけで*万円も出すのはアレだと思うので今から買うなら通常版で十分だと思います。連携機能が意外と遊べそうなので前作を持っている人は買って損はないかと。