RO

もう戻れないのだろうか。
さていつのSSでしょう?
 先月あたりからゲーム内でユーザによる運営に対しての抗議活動が行われているようですが、結局のところ本気で運営を改善させたいなら方法は「一斉課金停止」しかありません。しかし、そうわかっていても今までそれが実行される事はありませんでした。
 ユーザが一丸となって抗議を!などと言ってはいますが、実際ROのユーザは一枚岩ではなく、誰かが「一斉課金停止をやろう」と言った所でそれに賛同する人はごく僅かです。では、今回の抗議活動はどうでしょうか?
 
RO廃人を以下の3つに分類してみます。
 
A まだ諦めていない廃人
ROをクリーンな世界に戻すために無駄な努力をしている人達。
BOT排除をしたり通報をしたり抗議をしたりしている人達。
PvPやソロ狩りなどで不正をせずROを遊んでいる人もここに入る。
 
B ゲーム内の付き合い重視の廃人
友達とのコミュニケーションツール、チャットツールの代わりとしてROを使っている人。BOTはウザいと思うし、癌の運営も糞だとは思うが、それに対して抗議しようとまでは思わない。
必死にLvを上げてゲームを楽しんでいるように見えるが、実際はRO内での付き合いが全てであり、皆が引退すると言えば自分も引退する。
 
C チート・BOT常套の廃人
ROで俺TUEEEEすることだけが生きがいの癌畜
生活がROを中心に回っている人達。
 
 Cのユーザは現状のROに特に不満を感じていない(むしろBOTやチートなしのクリーンな世界に戻られては困る)訳で何を言っても無駄でしかありません。ここで問題となるのはCではなくBのユーザです。
 上で書いたように運営に対して本気で抗議しようと思うなら、効果のある方法は「一斉課金停止」以外にありません。Aのユーザは癌への抗議として課金を停止するくらいの覚悟は勿論あります。しかし、Aのユーザがいくら課金停止を求めたところでBのユーザには「おまえらで勝手にやれよ」と言われるのがオチでしょう。
 このBのユーザ(癌の改善には期待せず、毎月1500円払ってチャットしている層)というのは意外と多く、これが一斉課金停止を実行する上での大きな障害になると思われます。(もういっそ全員揃ってマビノギにでも移住してくれれば助かるんですけどね…)
 ROが好きだから、一緒に冒険してくれる仲間がいるから、だから止めたくない。その気持ちはわかります。ただ、そういった理由で課金を続けている人達が、今本当にROの運営を改善しようと頑張っている人達の障害となってしまうのです。
 一斉課金停止をやる上で最も重要なのはタイミングです。一部の人だけが課金停止したところで意味はありません。ただの課金停止ではなく"一斉"に課金を停止する事に意味があるのです。その為には現在抗議活動をしているユーザだけでなく、全てのユーザが一致団結する必要があります。
 恐らく今回の抗議活動は課金停止に向けた前座で、今後ユーザ全体に課金停止を求める本当のデモがあるのだと思われますが、単にユーザに課金停止を求めるだけでは殆どのユーザは了承しないでしょう。
 課金停止によって発生するRO難民の移住先を考える。また、ユーザ同士のコミュニティの場を作るなど、課金停止した後にどうするのかまでをしっかりと考えた上でやるのであれば、抗議は"無駄"ではなく、意味のあるものになります。そうなってくれる事を祈るばかりです。